呪い

今、生きてきた中で1番時間がある毎日を過ごしている。考え事をする時間が増えた。小さい頃からいくらでも考え事をして過ごせる方だったけど、大学生まではいろんなことに時間に追われて毎日を消費していた。

毎日いろんな夢をみる。ときどき、自分を産んだ人が出てくる。優しくされて、ああこれは夢だなと気づくのは滑稽だなと思う。

 

 

自分が死ぬまでこの影はずっと離れないことはわかっている。無力。失望。拒否。そんなものが長い年月をかけて心臓に住み着いて、どうにもならない事実になった。それならもう全部捨てて無かったことにできたらどんなにいいかと思う。憎むのはつらい。