眠れない

眠れないのに、布団に入ってもやもやしている時間が本当にきらいだ。だから、その時間に日記を書いてみようと思う。液晶の光でますます眠れなくなるんだろうけど、もやもやしたまま朝になるよりずっといい。

 

いつも布団に入ってから寝るまでに1時間近くかかるけど、最近特にひどい。一昨日だったかその前だったか、0時過ぎに布団に入ってそのまま朝になった。冬の朝6時はまだ深夜みたいに暗いことを知った。9時頃になって諦めて普通に1日を過ごした。

その日も0時頃に布団に入った。眠気もあるような気がして、しばらく目を閉じていたけれど眠れなかった。考えごとばかりする。眠れない。もやもやする。悲しいことを考える。いま何時だろうと思ったころにはだいたい3時くらいになっている。このまま考えごとをしながら朝になるくらいならもういいと諦めて、起きてコンタクトをつけて朝までずっと絵を描いていた。頭がぼーっとしていた。

 

その日は部活があったから夕方に学校に行った。いつも1時間くらい早く行って1人で気ままに練習するのが好きだけど、頭が痛いからしなかった。

部活が終わって帰ってお風呂に入った。いつも髪を乾かしている間に1日分たまったラインやらメールやらの返事をする。めんどくさがるとどんどん溜まる。机に水がたっぷり入ったマグカップを置いて、右手にドライヤー、左手にiPhone。23時くらいだった。その日は、そこまでしか記憶がない。

 

 

頭が痛い。はっと起きた。電気がついている。机に突っ伏していた。カーテンの隙間から見える外が明るい。ドライヤーは電源が切れた状態で転がっていた。朝だ。左手のiPhoneは充電が切れていた。一限が始まっている。マグカップには半分くらい水が入っていた。何もわからなかったけど、一限に大事な講義が入っているから学校に行くことにした。ほかの講義だったらぜったい休んでいるくらい気持ちが悪かった。iPhoneを充電器につないで、着替えて、寝癖をなおした。起きた瞬間から遅刻確定の時間だからまったく焦ってはいなかった。もうどうにでもなれ。

 

歯を磨いているあいだiPhoneの電源をいれてLINEを開いたら、最後に返信したのは11時すぎだった。机に突っ伏したり、うとうとした記憶もない。気絶するみたいに、急に寝たのかもしれない。友達からLINEがきた。「今日遅刻した人ラクタンだって」おわった。もう学校やめるコースか、なんて考えながら、バスが無いから自転車で行った。嘘だった。このやろう。そのあと1日適当に講義を受けて、最後は途中で抜けて帰った。ずっと頭がぐらぐらした。

 

今日あったよかったことは、友達としゃべったりしたことと、あと、だいぶ前からウイルスにやられて使えなかったOfficeがなんやかんや治ったこと。わるかったことは、結局またねむれないこと。

これを書いているうちに3時になった。でも、もやもやしているよりずっとよかった。明日も眠れなかったら、書こう。